「N-NOSE」で前立腺がんが発覚! 来週のコラムは病室から書いてると思います

公開日: 更新日:

 私、三遊亭鬼丸は前立腺がんになりました。今週月曜日のラジオの生放送でリスナーに報告したので我が日刊ゲンダイ読者にもここで報告しますね。

 いやぁ驚きました。まさか49歳で。でも長年の不摂生を振り返れば妥当なのかな。自覚症状が全くない状況で発見できたのはラッキーでした。なぜ早期発見できたかお話ししましょう。

 昨年秋に知り合いから「N-NOSEって知ってる? 知り合いがそれですい臓がんを見つけたんだよ」と言われました。

「何それ?」「尿一滴で線虫の動きを見てがん細胞が体にあるかどうか調べる検査キットだよ」「いくら?」「1万ちょっと」「高っ」

 疑心暗鬼ながらも安心を買うつもりでそのキットをネットで購入。12月になって尿の提出をしようと思ってた矢先にその週発売の週刊文春の見出しがN-NOSEの「精度86%は問題だらけ」って何それ! ウワーだまされたー。でもこっちはすでにキットを購入済みなので渋々提出。1カ月後の結果を見ればリスクA~Eの中でも罹患(りかん)リスクの高めなリスクDとのこと。「ハイハイみんなにC~Dくらいを出して検査したら大丈夫だったりダメだったりする商法ね」とまだ疑ってる私は一緒に購入した人間に連絡。「どうでした?」「リスクAだよ」「えっ!?」「どうしたの?」「私リスクD」「えっ!?」なんてやりとりがあってあわてて腫瘍マーカーとPET-CTという8万円もする検査を。3週間ほどすると前立腺がんの恐れありとの報告。専門医での精密検査のオススメをされます。泌尿器科の医師からがん宣告を受けたときは意外と冷静。段階を踏んでたので心の準備はできてたのでしょう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった