TKO木本になぜ芸人仲間は騙された?7億円投資トラブルの根底に“いい人”幻想と“別事務所”所属

公開日: 更新日:

 巨額投資トラブルで7月23日、所属事務所の松竹芸能との契約が終了したTKO木本武宏(51)について、勧誘されていたのは交流のある芸能人のほか、一般人にも及んでいたと報じられた。吉本興業平成ノブシコブシ吉村崇(42)は3000万円、野性爆弾のくっきー!(46)も数百万円を木本に預けていたことなどが発覚。木本を通じて集められたカネは7億円ともいわれている。

 投資のプロだという木本のビジネスパートナーにカネを預けて運用してもらい配当金が得られるという内容だが、そのビジネスパートナーが失踪。

「ビットコインなどの仮想通貨、いわゆる暗号資産やFXなどの取引を行っていたのは投資家の20代男性であり、自分は集めた金の流れも知らず、自分も騙された被害者であると木本は主張していますが苦しい言い訳です」(スポーツ紙芸能デスク)

 報道などによると、木本が後輩芸人らに投資話を持ちかけるようになったのは2020年ごろ。もともと財テク芸人としても知られ、大手経済誌でウェブ連載をしていたことなどからくだんの男性投資家と知り合い、周囲に投資を呼び掛けていたとされる。当初は10万~20万円の投資額で、リターンを得た後輩芸人もいたらしいが、やがて「投資額が大きくなるほど勢いがついて、利益も上がる」などと、さらに投資額を募るというのが、この手の話のよくあるパターン。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  5. 5

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  1. 6

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  2. 7

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  3. 8

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  4. 9

    Perfumeのっち、大学中退話が地上波TV解禁でファン安堵…「ネタに昇華できてうれしかった」の反応も

  5. 10

    福山雅治の「不適切会合問題」で紅白に地殻変動が? “やらかし”がPerfume「トリor大トリ」誘発の可能性アリ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘