著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

隅田川花火3年連続中止の影響か…テレ東中継チームの質低下が心配だ

公開日: 更新日:

 猛暑で少し歩いただけでも息が苦しい。マスクをしなければ、まだましなのに……。

 厚労省のサイトを見ると「夏場は、熱中症防止の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では、マスクを外すことを推奨します」と明記されている。いまだにマスクを取ろうとしないのは国民性か。それならメディアがマスクを外しましょうとやれば……。期待してもムダ!?

 そんなコロナ3年目の夏、夏祭りや花火大会も復活しているが、東京の夏の風物詩、隅田川花火大会は今年も早々に中止を決定した。隅田川花火大会といえばテレビ東京で1978年以来、毎年独占中継している。コロナ禍で中止となった昨年も一昨年も特別編として過去の映像と都内近郊から代替打ち上げを行った。

 そして今年も。8月6日「隅田川花火大会~特別編2022~」を1時間半の生放送で「都内のどこか」で隅田川で打ち上げるはずだった花火を再現させた。司会は大会の顔、高橋英樹。以前は真麻も出演、父娘の仲むつまじい姿も番組の名物だったが、数年前から真麻が居なくなり寂しい。他に東MAXこと東貴博と朝日奈央ジャニーズHey!Say!JUMPの知念侑李と有岡大貴ら。

 前半は全国で復活した花火大会の様子。山下清のちぎり絵でも有名な長岡の花火大会や大曲の花火、沼津夏まつりや大阪のなにわ淀川花火大会……。そして、いよいよ青梅と幕張からのスペシャル花火。

 見どころは青梅市納涼花火大会の9分間500連発のスペシャル花火、そして幕張ビーチ花火フェスタの海面を覆いつくす青一色の花火。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に