夏ドラマ“爆死”のワケは「イントロが長い」から? TBS日曜劇場まで視聴率1ケタ台

公開日: 更新日:

 とにかく今年の夏ドラマは爆死、大爆死と、かしましい。

 夏は例年、視聴率が下がりがち。イマドキ世帯視聴率だけでドラマの出来は測れないとはいえ、どれもこれも合格点の2ケタを上回れないからだ。

 ちなみに、今年の全話平均1位は1月期の阿部寛(58)主演「DCU」(14.4%)で、2位は4月期の二宮和也(39)主演「マイファミリー」(12.9%)と、いずれもTBS日曜劇場(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

「伝統枠で固定ファンも多いですし、日曜夜9時放送と、平日のドラマよりリアルタイムの視聴率を取りやすいとは言えるでしょう」(テレビ誌ライター)

 ただ今期の日曜劇場、綾野剛(40)主演「オールドルーキー」は第5話まで死守してきた2ケタを、第6話で割った。

「録画とか見逃し配信でも見るようになったからといったって、今年の全話平均の3位は菅田将暉(29)主演の『ミステリと言う勿れ』(11.8%)、フジテレビの月9です。つまり配役、脚本、演出という3条件が揃えば、平日だろうとリアルタイムで見るんですよ」(前出のテレビ誌ライター)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手