著者のコラム一覧
ローバー美々韓国エンタメプロデューサー

1990年代、深夜番組「ロバの耳そうじ」のお色気キャスターで一躍話題になり、韓国留学を経て、現在は日本国内での韓国エンタメプロデュースに携わる。

“ネクストBTS”は旧統一教会テーマソング「無条件」のパク・サンチョル

公開日: 更新日:

 6月14日のBTSのグループ活動休止騒動は世界を揺るがすニュースとなって瞬く間に拡散しました。その後、少女時代が5年ぶりにカムバックしたり、先月、BLACKPINKの新曲のMVが公開24時間で9040万回再生するなど「K-POP枠」の話題に事欠かない状況が続いています。

 所属事務所のHYBEは、TXT(トゥモロー・バイ・トゥギャザー)やENHYPEN(エンハイプン)、HYBE傘下のプレディス所属・SEVENTEEN、同じく傘下グループのSOURCE MUSIC所属で、宮脇咲良ら日本人2人を含む女性グループLE SSERAFIM(ル セラフィム)ら新たなスターを育成。また、アリアナ・グランデやジャスティン・ビーバーらアーティストが所属するマネジメント会社・Ithaca Holdingsを約10億ドルで買収するほど、K-POPエンタメは新たなアイドルを世界基準で押し出そうとしています。

 そもそもBTSは2020年のワールドツアーで活動を休止し、兵役へ行くというのが既定路線でした。ところがコロナ禍でツアーは延期。そんな中でリリースした「Dynamite」とその後にリリースした「Butter」「Permission To Dance」の“パンデミック3部作”が爆発的にヒット。国連でのパフォーマンスでアジアの代表へと上り詰め、彼らの存在は想定外に大きくなり、互角の若手も育たぬまま、結果として、活動休止は株価を左右するほどのダメージになりました。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?