“ガーシー砲”被弾の綾野剛の憂鬱はまだまだ続く スポンサー無用のNHKまで及び腰

公開日: 更新日:

 俳優・綾野剛(40)の憂鬱な日々はまだしばらく続きそうだ。

 今月4日、綾野が主演を務めていた日曜劇場「オールドルーキー」(TBS系)がようやく最終回を迎えた。注目された平均世帯視聴率は10.4%。最終回は全10話中最高の11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。この結果に対し制作スタッフやTBS上層部には微妙な空気が漂っているという。

「2桁といっても看板枠の日曜劇場です。2020年代では10.4%は最低視聴率です。二宮和也が主演したその前の『マイファミリー』は12.9%。さらに遡っていくと、阿部寛主演の『DCU』は14.4%、小栗旬主演の『日本沈没』は15.8%。日曜劇場としてみたら及第点とは言い難い」(TBS関係者)

「オールドルーキー」が数字を取れなかった理由の一つには、ドラマ放送前から暴露系ユーチューバーの“ガーシー”こと東谷義和参議院議員から女性問題を執拗に暴露されていたことも無関係ではないだろう。さる芸能プロ関係者はこう話す。

「TBSサイドや綾野サイドは当初無視を決め込んでおり、どんなに攻撃を受けても途中降板などはさせずに最後まで完走した。しかし、視聴者離れは数字を見る限り明らかです。特に女性層が離れている。しかも、ガーシーはいまや国会議員のセンセイです。無視できない影響力を手にしてしまった」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  4. 9

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  5. 10

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明