著者のコラム一覧
ローバー美々韓国エンタメプロデューサー

1990年代、深夜番組「ロバの耳そうじ」のお色気キャスターで一躍話題になり、韓国留学を経て、現在は日本国内での韓国エンタメプロデュースに携わる。

K-POPアイドルは完璧すぎが裏目に? 求められる清廉潔白と原点回帰

公開日: 更新日:

 BTSの活動休止後、急に彼らの熱愛が報じられるようになりました。中でも今話題なのがVとBLACKPINKのジェニーのカップルで、「#outv」「#outジェニー」などネットではかなり辛辣なツイートが飛び交っています。

「#out」とは追放、つまりグループから出ていけという意味。ジェニーは数々のK-POPアイドルと浮名を流してきた過去がある女性だけに、Vのファンにとっては余計に腹立たしいところ。品行方正なグループにふさわしくない、貢いだ分を返せ、自分たちはATMにされた、とネットバッシングは露骨な言葉が飛び交っています。BTSの休止についても、熱愛がバレる前にと急いだともいわれています。SMAPや嵐らジャニーズの結婚も祝福傾向にある日本とはかなり様相が異なります。

 全方位に完璧性を求められ成長してきたのがK-POPアイドルなのですが、今は完璧すぎが裏目に出つつあります。ガールズグループでは最近、KARAや少女時代、BoAら00年代アイドルの復活が目立っていますが、その半面、新人グループの勢いが失速。KARAなら“お尻ダンス”、少女時代なら“美脚ウオーク”、ちょっと前のTWICEなら“TTポーズ”と皆がマネしたくなるアクションがありましたが、今のガールズグループはルックスは完璧、ダンスのクオリティーもさらに上がり、ファンがマネできる隙がなくなってしまった結果、爆発的ブームが生まれないといわれています。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」