プチ鹿島さん嘆く『安倍政治とメディア』だらしない「メイン」と「サブ」の逆転現象

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 2年後には同じく衆院予算委員会で「安倍政権に批判的なテレビキャスターやコメンテーターが次々と番組を降板している。民主主義の健全な発展にもマイナスだ」などと問われると、安倍首相は「今日、帰りにでも日刊ゲンダイを読んでみてくださいよ。これが萎縮している姿ですか」と答えた。

 翌日のゲンダイは〈一部の特殊な例を挙げて、それが全体に当てはまるかのように丸め込むのは、典型的な詐欺師の手法だ〉。さらに〈国会の場で安倍サマのお墨付きを得てしまった以上、今後も必死で報道の自由を行使しなければならないが、そんなに愛読しているのなら、ぜひ記事の内容もきちんと理解してもらいたいものだ〉と反応。

■「報道の公平中立」にテレビはビビり

 私はこれらの激闘を面白く見つつ、一国の首相がわざわざタブロイド紙の名前を挙げる姿に驚愕したのである。

 これこそ「『安倍政治とメディア』の姿そのものではないか?」とも思った。安倍政権はテレビ局や全国紙にあの手この手で牽制していた。例えば14年の衆院選前に自民党が放送局に文書を送って報道の「公平中立」を求めて以降、テレビは明らかにビビった。

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