NHK朝ドラ「舞いあがれ!」に北朝鮮のキツイ一発 初回視聴率「ちむどん」下回り心配な今後

公開日: 更新日:

 NHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」の初回が3日にスタートし、平均世帯視聴率は16.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。これは朝ドラの前作「ちむどんどん」と、前々作「カムカムエヴリバディ」を下回る数字。NHK関係者は、「2010年以降の朝ドラの中で期間平均の視聴率が最低となった『ちむどんどん』に引っ張られてしまった」と肩を落とす。

 そして、これからヒロイン福原遥(24)の爽やかな演技で、落ち込んだ朝ドラ視聴率をこれから少しずつ巻き返そうとした矢先の4日午前、北朝鮮が弾道ミサイルを発射。緊急ニュースで「舞い上がれ!」の第2回の朝の放送は中止となり、同日昼には無事放送。NHKは、5日朝に第2回と第3回を2本立てで放送すると明らかにした。

 放送中止になった第2回は5日の朝8時、第3回は朝8時15分から放送されるが、連続自動録画予約の設定によっては、第2回が録画されないケースがある。騒がしい「ちむどんどん」から一転、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎の五島列島を舞台にした物語に期待していた視聴者は多かっただけに、第2回が見れずがっかりする人も多そうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった