著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

東出昌大の狩猟生活は自然番組向きかと思いきや…制作側が及び腰になる令和のテレビ事情

公開日: 更新日:

 東出も“マタギ生活”を売りにし、都会生活ではできないことを見せていけば、イメージ回復のひとつの手段になるのではないか。映画で地道に続けている俳優生活にもプラスに働くし、なにしろ大自然とのふれ合いは、キャンプとは違ったリアルさがある。

 だが、知り合いのテレビプロデューサーは「うう~ん」と首をひねる。

「面白いとは思うんだけどね、10年、15年前だったら獲物を狙って、倒すシーン、さらにアップでなければ獲物を解体するシーンも見せられたかもしれないけど、今のテレビでは難しい。動物愛護の関連団体が抗議してくるとか、残酷なシーンはSNSで批判されそうで、まあ、放送できないんですよ」

 映像がなければ、番組にならないわけだ。

「時代が変わっているんですよ」とプロデューサーにため息をつかれた。東出昌大のテレビへの本格復帰はもう少しかかりそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  3. 3

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  5. 5

    巨人大ピンチ! 有原航平争奪戦は苦戦必至で投手補強「全敗」危機

  1. 6

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 7

    衝撃の新事実!「公文書に佐川氏のメールはない」と財務省が赤木雅子さんに説明

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    高市首相が漫画セリフ引用し《いいから黙って全部俺に投資しろ!》 金融会合での“進撃のサナエ”に海外ドン引き

  5. 10

    日本ハムはシブチン球団から完全脱却!エスコン移転でカネも勝利もフトコロに…契約更改は大盤振る舞い連発