政治に翻弄されるBTSの現実 「釜山万博誘致イベント」大成功も…兵役免除案は結論出ず

公開日: 更新日:

「2030釜山国際博覧会」の誘致祈願のためのBTSコンサート「BTS<Yet To Come>in BUSAN」が15日、釜山アジアド主競技場で開催された。会場5万人に加え、パブリックビューイングに1万人、全世界に向けた無料ライブ配信は5000万人が視聴したともいわれ、一部サーバーがダウンするほど大盛況。釜山の街はBTSカラーのパープルにライトアップされるなど、当日はBTS一色に染まった。

 同ライブは、活動休止前メンバー全員で行う最後のライブといわれており、チケット入手は困難を極め、会場の釜山のホテルの宿泊料金は10倍以上に爆上がり。日本のファン向けJTBの公演チケット付き観覧ツアーは19万円から34万円と高額でも「全然当たらない!」(BTSファン)というほどで、グッズ購入も長蛇の列となった。BTSの経済効果は1公演で1000億円以上とも言われているが、K-POP事情に精通するローバー美々氏は「知名度も影響力もオリンピック選手以上、釜山万博誘致活動としてこれ以上ない功績だと思います。今回の釜山ライブは、コロナ後の日本を再びK-POPに注目させる起爆剤にもなっている」という。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲