「バカの壁」再ブーム再び? 養老孟司氏出演の死生観が明かされたNHKスペシャルに視聴者感激

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 7月5日に放送された「NHKスペシャル」に出演した解剖学者の養老孟司氏(88)が話題だ。

 特集のタイトルは「私の往生際 養老孟司が見つめた“生と死”」。2025年7月から本人に密着したドキュメントだが、「往生際」という縁起でもない言葉が入っている通り、番組では本人が肺ガンにかかっているという点を包み隠さず放送。日々の闘病の様子に加え、最終的にはガンが縮小した様子も明かされたが、視聴者の注目を集めたのは養老氏の「死生観」だ。

 番組序盤、今回のオファーを引き受けた理由として「ドキュメントというと、以前はバカにしていたが、年を取り、がんになり、残りの時間を意識した時に、そういう物を残しておきたい気持ちが起きた」と明かす養老氏。続けて「なぜだかは分からない」と語るも、「残りの時間を意識した」と言っている以上、その理由には実は気づいているのではないだろうか。

「養老さんは自らの死について『考えてもしょうがない』と発言していましたが、番組を貫いていたのは『自らの死について考える養老孟司』でしたね。また、放送では本人がライフワークとして行っているゾウムシの研究および標本作りにもスポットライトを当てていましたが、標本が大写しになっている最中に『現在の者に注目すると死しか見えないが、焦点を甘くするとそこにぼんやりと生が見えてくる』という本人の散文が紹介されるなど、養老さんの死生観がふんだんに紹介されていました」(テレビ誌ライター)

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