ジャニーズ“退所ラッシュ”でいよいよ無視できなくなってきた「辞めジャニ」たちの存在感

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滝沢プロデューサーで一旗揚げれば“本家超え”も夢じゃない?

 潮目が変わったのは、SMAPの分裂騒動だろう。退所の3人組に対し、テレビ出演を妨げるような働きかけがあった場合、独禁法違反につながるとの注意が公取委からジャニーズにあったのだ。そもそも辞めジャニーズは「(ジャニーズの圧力によって)業界から干される」との不文律が芸能界にあること自体、どうかしていたのだ。

「それらが完全に一掃されたかどうかはわかりませんけど、ユーチューブなどで、辞めジャニが活動を続けられるようになったのは大きいでしょう。人気があれば、ファンはついてくるし、小さなホールでもコンサートをやれば、足を運んでくれるのですから」(前同)

 辞めジャニといっても、全員がトラブルや不祥事を理由に辞めたわけじゃない。現経営陣とのすれ違い、方向性の違いなどで、キンプリの3人など現役バリバリで世界進出の道を取り沙汰されるし、滝沢プロデューサーで一旗揚げれば、創業者ジャニー喜多川氏仕込みの演出で、本家以上の盛り上がりも予想されよう。

 元TOKIO長瀬智也(44)はSNSに「表現者」と記し、大型バイクや釣り、ギターを弾く姿を随時、投稿している。元プロレスラーでタレントの長州力とのツーショットをアップするなどして、注目の存在だ。長瀬よりはるか先輩では、元光GENJIの大沢樹生(53)は来春の東京・北区長選への出馬に前向きだ。

「辞めジャニの活躍では、SMAPからオートレーサーに転じた森且行選手が筆頭でしょう。本木雅弘や高橋和也のように、本格俳優として活躍する者も少なくないし、森田剛は演劇で地位を確立している。大沢樹生の盟友山本淳一は道後温泉でバーテンダーをしたり、プロレスのリングに立ったりしていますね」(写真週刊誌記者)

 彼らは才能があり、自由で、生き生きとして見え、いまのジャニーズ所属タレントたちよりもタレントぞろいで、もともとのファンには魅力的なのかもしれない。となると、辞めジャニが本家を上回る日も遠くないか。

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