堺雅人ひっそり退所、田辺エージェンシー無言貫く不穏さ…同日独立の渡辺謙とは対照的

公開日: 更新日:

 俳優の堺雅人(49)が20年以上所属していた大手芸能事務所「田辺エージェンシー」を昨年12月いっぱいで退社し独立したことが明らかになった。田辺エージェンシーといえば、タモリ(77)や永作博美(52)などが所属している大手事務所だ。

 田辺エージェンシーのホームページを見てみると、今のところニュースリリースに堺の退所を知らせる案内はない。所属タレント一覧から堺はひっそりと消えてしまった。

「事務所代表の田邊昭知社長は堺正章さんらが所属していたグループ・サウンズ『ザ・スパイダース』の元リーダーで、今も芸能界で最も影響力がある"ドン"と言われる人物です。堺雅人さんの独立に関して事務所関係者は『円満退社』としているようですが、20年以上も家族同然に過ごしてきた堺さんが独立するのに、はっきりしたアナウンスがないため、本当に『円満』と言っていいのか戸惑う人もいるようです。ドラマ『半沢直樹』の続編を作るときも田邊社長の影響力は凄まじかった。田邊社長が可愛がっていた当時所属の夏目三久さんは、テレビCMやポスターに写っているだけという役柄なのに、ドラマのクレジットではかなり大きく目立つように表示されていた。あれはTBSが田邊社長に配慮したともっぱらです。その夏目さんは有吉弘行さんと結婚し、事務所を退社したことで芸能界を引退しました。堺さんが今後どうなるのか注目です」(テレビ局関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 3

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  1. 6

    嵐ラストで「500億円ボロ儲け」でも“びた一文払われない”性被害者も…藤島ジュリー景子氏に問われる責任問題

  2. 7

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  3. 8

    独立に成功した「新しい地図」3人を待つ課題…“事務所を出ない”理由を明かした木村拓哉の選択

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ