堺雅人ひっそり退所、田辺エージェンシー無言貫く不穏さ…同日独立の渡辺謙とは対照的

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■堺が今夏にTBS日曜劇場で主演を務めるとの報道も

 まだ正式には発表されていないが、堺は半沢直樹シリーズで演出を務めた福澤克雄氏とタッグを組み、夏からTBS日曜劇場の大型ドラマで主演を務めると報じられている。共演には阿部寛(58)、役所広司(67)、松坂桃李(34)、二階堂ふみ(28)などビッグネームが上がっており、撮影も間近ということなので、ここからひっくり返ることはなさそうだが……。

 一方、堺雅人と同日に、田辺エージェンシー系列のケイダッシュから独立した渡辺謙(63)は、事務所と連名でリリースを発表した。事務所側は、《2002年1月の弊社所属以来21年に亘り、日本のみならず世界を舞台に活動して参りました。今後とも渡辺謙への一層のご支援、ご鞭撻をいただけますよう、宜しくお願い申し上げます》と応援するコメントを出し、《渡辺も世界への挑戦をずっと支えてくれた川村会長が「可愛い子には旅」と快く送り出してくれました。本当に感謝しています》と、川村龍夫会長のお墨付きを得ていることを強調した。

「堺さんの独立パターンはこれまでの芸能界の歴史を振り返ると不穏な感じがします。田辺エージェンシーが現時点で無言を貫いているためです。堺さんがテレビ局に多大な影響力がある田辺エージェンシーを辞めてまで独立したとなると、彼の中で相当思うところがあったのかもしれません。例えば、過去に米倉涼子さんがオスカープロモーションから独立しましたが、それでも米倉さんを主演に据え置いたまま『ドクターX』の続編は作られました。しかし、言っては悪いが事務所とテレビ局とのパワーバランスを考えると、元オスカーの米倉さんの独立は参考にならないレベル。万が一、田辺エージェンシーと堺さんの意見に食い違いがある場合、『半沢直樹』の続編は非常に厳しいと考えるのが自然でしょう」(芸能リポーター)

 SMAP元メンバーへの圧力の疑いがあるとして、2019年7月に公正取引委員会がジャニーズ事務所に対する注意処分を出したあたりから、芸能界は変わったとも言われている。果たして堺の今後の活動はどうなるのだろうか。

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