大河、朝ドラ、連ドラと大量起用…NHKの露骨な「ジャニーズ頼み」に透ける焦りと皮算用

公開日: 更新日:

 今期のNHK総合のドラマの主要キャストがジャニーズ揃いで話題になっている。

 1月8日の初回放送前から常にネットニュースになっていたのは、松本潤(39)主演の大河「どうする家康」。前作の「鎌倉殿の13人」の最終回(2022年12月18日)に、徳川家康に扮した松本がサプライズ出演して、ツイッターのトレンド入りを果たすなど、話題のタネはまいていた。

 そのPRも功奏したのか、初回の平均世帯視聴率は15・4%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)。見逃し配信「NHKプラス」で配信した全ドラマの第1回で、最多視聴数を記録した。

 同作で、家康以上の存在感を放っているのは、織田信長役の岡田准一(42)。14年に「軍師官兵衛」で主役を演じ、時代劇キャリアも松本より先輩とあって、堂々の貫禄である。複数の格闘技のライセンスを取得し、家康vs信長の対決シーンに向けて、松本と事前トレーニングを積んでいたという。

 大河と並ぶNHKの2大看板の連続テレビ小説では、福原遥(24)がヒロイン役の「舞いあがれ!」で、航空学校編からSnow Man目黒蓮(25)が出演。同時期、目黒はドラマ「silent」(フジテレビ系)にも平行して出演。民放見逃し配信「TVer」で数々の新記録を打ち立てた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い