妻夫木聡「ある男」日本アカデミー賞優秀賞 祝福と同時に「Get Ready!」への微妙な反応

公開日: 更新日:

「第46回日本アカデミー賞」の優秀賞と新人俳優賞が23日発表され、妻夫木聡(42)が主演した「ある男」(石川慶監督)が最多12部門で13の優秀賞を獲得した。

 芥川賞作家の平野啓一郎氏(47)の小説を映画化した作品で、死後に別人と判明した男の身元調査を依頼された弁護士が、他人として生きた男の真実を追う物語。第79回ヴェネチア国際映画祭にも出品されるなど、早くから高い評価を受けていた。SNSなどでは、優秀賞獲得のニュースに対して、《当然だろう》、《「必ず涙する」という映画の宣伝コピー通りの良い映画だった》との好意的な受け止めが多数を占める一方で、散見されたのが、妻夫木が現在、出演している連続ドラマ「Get Ready!」(TBS系)に対する微妙な反応だ。

《ほらね、妻夫木さんは偉大な役者だよ。それなのにドラマではね…》、《日本アカデミー賞受賞の名優をあんな中途半端な立ち位置にしていいの?》

「Get Ready!」は、表の顔はパティシエ、裏の顔はどんな難手術も成功させる凄腕の外科医という妻夫木演じる波佐間永介と、法外な治療費を要求しつつ患者と交渉する下山田譲(藤原竜也=40)らが登場するドラマだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」