愛子さまに自由恋愛はゆるされないのか…「お婿さん押しつけ」報道の違和感

公開日: 更新日:

 小姑みたいに婿さん候補を押し付ける。だが、待ってほしい。自由恋愛とはいわないが、上皇さまは美智子さまとテニスで親交を深め、天皇は雅子さまに何度か断られたが、思いを遂げた。秋篠宮さまは学習院で出会った紀子さまと熱愛の末に結婚している。

 だが、愛子さまには自由な恋愛・結婚は認められないのだろうか。これでは「女性差別」といわれても仕方ないのではないか。

 結婚の前にもっと大事なことがある。愛子天皇を認めるのか、認めないのか。そのことをなおざりにして、結婚話を優先させるのは、裏に何らかの意図があるのではないか、私はそう考えてしまう。

 女系天皇は頑として認めないと公言していた故・安倍元首相も、愛子天皇には理解を示していたといわれる。国民の多くも愛子天皇を待望している。岸田首相は、早急に有識者たちを招集して、検討に入るべきだ。

(元木昌彦/「週刊現代」「フライデー」元編集長)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ