アフターBTSも活況!これがK-POP最前線 ソウル在住プロデューサーJUNさん徹底解説

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 BTSをきっかけに、世界的に人気になった「K-POP」。4月18日にはBTSのJ-HOPEが入隊し、ブームも一段落かと思いきや、アフターBTSは若手アーティストたちで活況を呈している。そんなリアルな韓国音楽事情をソウル在住、K-HIPHOPPERで現在はプロデューサーでもあるJUNさんが徹底解説!

  ◇  ◇  ◇

 ソウルの街はコロナ禍を経て大きく変わったという。

「繁華街は場所によって活気を失っているのは確かですね。お店がひしめき合っていた屋台街の店が半分に減ってしまったり、梨泰院もガラガラ、江南の衣料品街が空き店舗が増えていたり、昔ソウルを訪れた人が見たら驚くでしょうね。そんな自国の状況もあり、K-POP業界はますます世界に照準を合わせ、アイドルグループはグローバル化が進んでいます。アーティストたちも外貨獲得に向いていて、人気のある人たちは海外ツアーに出ています」

デビューの低年齢化

「アーティストのデビューは低年齢化が進み、以前は芸術高校卒業後に芸能界で活躍する人が多かったのですが、今は芸術高校の学生の半数以上がすでに事務所に所属。芸術大学に至っては、デビューした学生は仕事が忙しくて登校できず、通学していることは売れない証しになっています。その結果、韓国エンタメを下支えしてきた芸術大学の質が低下。タレント育成は事務所のクオリティーが高くなっています」

よりグローバル志向に

「国内外から精鋭が集まり、ますます完成度は上がっています。世界で活躍することが目標なので、目指す世界が違う分、努力して当然、品行方正。外見の良さも半端ないです」

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