ティアラ暴走で「チェッカーズ」が再評価される理由 ジャニーズを凌ぐ人気と冷静なファンの質

公開日: 更新日:

《泣くなんてやっぱり辞めさせられたんだ!》

 一部のティアラは最後まで暴走していた。5月22日をもって、King & Prince(以下、キンプリ)からから平野紫耀神宮寺勇太岸優太が脱退。20日のNHK総合『Venue101』で平野が涙を流すと、“ティアラ”と呼ばれるキンプリファンはその姿と脱退を結びつけ、《辞めさせられた》とSNSに書き込んだ。ジャニーズファンの1人が落胆する。

「安易な発想は本当に辞めてもらいたい。普通のファンまで“お花畑”だと思われてしまい、“ジャニオタ”と軽蔑の眼差しを受けた。解散するバンドだって、自分たちで決めたのに、最後のコンサートでは泣いてますよ。別に誰かに辞めさせられたわけでもないのに」

 キンプリは23日から永瀬廉髙橋海人の2人でグループを存続している。

「ティアラがいつまでも5人で活動を続けてほしかったという気持ちはわかります。でも、よく考えた上で、3人はそれぞれの道を選んだ。脱退が発表された時、一時的な感情で《辞めさせられた》と言うのはまだわかります。でも、半年経ってもまだ《辞めさせられた》と決めつけるのは、本人たちに失礼だと思います。結局、メンバーの将来よりも自分の気持ちを優先させたい。ティアラのエゴですよ」(前出のジャニーズファン)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態