著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

W不倫の広末涼子と白井一幸ジャニーズ新社外取締役は“落とし穴”に気づかなかった

公開日: 更新日:

 女優・広末涼子(42)とミシュラン1つ星フレンチレストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)のダブル不倫は、2人が事実と認め謝罪した。広末の事務所も「無期限謹慎処分」と発表。CMに広末を起用しているクライアント全4社が広告を削除した。

 広末が出演予定の新作映画のクランクインも「周囲に迷惑をかける可能性がある」と高知ロケを延期していた。2019年からMCを務める夏の「テレ東音楽祭」も出演しない方向という。

 鳥羽氏も11日に予定していた自著発売トークイベントをキャンセル。NHKの料理番組出演も難しくなった。

 2人が出会ったのは今年3月、わずか3カ月でデートの一部始終を文春は広末の短パン姿の写真を付けて記事にした。

「見たまま」と2人の知人の証言で、いくつも事実を重ねた週刊誌の基本形の内容。不倫は否定していたものの、反論の余地はなかったといっていい。

 知り合って3カ月で発覚した広末の不倫。脇の甘さもあったように思える。鳥羽氏がデートのカムフラージュに店のスタッフを常に同行させていた。会社の社長が愛人とのデートのために部下を使うだろうか、それこそ公私混同で、カムフラージュなら信頼のおける個人的友人のほうがまだ適切だ。部下は2人の関係に気づくはず。本人がメディアに話さなくとも、家族や友人に「うちのオーナーね」と話しても不思議はない。社内不倫が「ここだけの話だよ」と社員が同僚に話し、伝言ゲームのように伝わるのと変わらない。有名シェフとはいえ、スタッフをカムフラージュ要員としてデートに付き合わせ、周囲を異常に警戒するさまは芸能人顔負けだが、過剰な変装と同じで、逆に目立つものである。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  3. 3

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」