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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

桜田ひよりが主演映画対決で清原果耶に圧勝…同じ表紙モデル出身、因縁のライバルの2人

公開日: 更新日:

「1秒先の彼」は週末映画動員ランキングでトップ10圏外

 一方の「1秒先──」は、同ランキングのトップ10圏外。筆者の独自調査によると、観客動員数は約3万3700人、興行収入は約4160万円だった。2作品のそれぞれの成績で4倍近い差がついてしまったことになる。

 清原と桜田といえば、実は3年ほど前に2人の関係がちょっとした話題になったことがあった。それは雑誌関係者からリークされた情報で、「20年5月号の集英社『セブンティーン』誌の表紙モデルの中に、今度のNHK朝ドラのヒロインに抜擢されるかもしれない女の子がいる」というものだった。朝ドラのキャスティングスタッフが同誌のモデルを好むというのは業界内では知られた話で、その表紙を見ると清原と桜田、田鍋梨々花(19)という3人の同誌の専属モデルがいた。しかし、これまでの朝ドラヒロインのNHK貢献度を考えると、ほぼほぼ清原で間違いないと筆者はその時確信した。15年後期の「あさが来た」、19年前期の「なつぞら」に“準備運動”で出演をしていたのが清原だったからだ。ただ、一部芸能プロダクション関係者の中には“清原絶対有利説”を知りながらも、女優としてのキャリアが長く、演技も定評がある桜田を推す声も少なくなかった。

 そして清原は予想通り、21年前期の「おかえりモネ」で朝ドラヒロインを射止めた。実に「セブンティーン」表紙撮影から3年後に“運命のいたずら”なのだろうか、出演作品が同日公開を迎えることになった。

 今後の清原は広瀬すず(25)、杉咲花(25)と共演する映画「片思い世界」に出演し、来年の公開予定を控えている。作品の脚本は「花束みたいな恋をした」「怪物」で知られる坂元裕二氏だ。

 一方の桜田も「JO1」の川西拓実(24)と映画「バジーノイズ」で共演し、来年初夏に公開予定を控えている。銀幕をめぐる2人の“第2ラウンド”が今から楽しみだ。

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