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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

相方たちが平等に後藤拓実の可愛げを伝えるようになった「四千頭身」の地に足ついた強み

公開日: 更新日:

「買ったときはスベってたんだけど、手放さなきゃいけなくなるアウディと住めなくなったタワマンが一番面白い」
 (都築拓紀/テレビ東京系「あちこちオードリー」7月12日放送)

 ◇  ◇  ◇

 2019年ごろに起こった「お笑い第7世代」ブームでブレークした四千頭身。そのリーダーである後藤拓実(26)は、ブームの最中、芸人に夢を与えるため、高級車アウディを購入し、タワーマンションに住んでいた。しかし、ブームは去り、タワーマンションからは引っ越し、駐車場が駅よりも遠いため、アウディにも乗っていない。そのアウディも、そろそろ手放さなければならないかもしれないという。そんな後藤に相方の都築拓紀(26)が言い放った言葉を今週は取り上げたい。

 四千頭身は「第7世代」と銘打った番組に“皆勤賞”に近い活躍をしていた。後藤はファンから「ごたくん」と呼ばれ、「ごたガール」なる熱烈なファンも多く存在していた。当時の四千頭身は完全なる後藤の「1トップ」。そんな状況で後藤は疲弊し、相方たちへの当たりも強くなり「嫌なやつ」になってしまっていたという(テレビ朝日系「アンタウォッチマン!」23年5月23日)。

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