(10)高齢者は「わからない・教えて・ごめんなさい」を忘れない

公開日: 更新日:

 喜寿を迎えた中尾さんだが、好奇心、トライ精神はいささかも衰えを見せない。

「もちろん、うまくいかないこと、失敗することもありますよ。年をとると、失敗することを恐れるかもしれませんが、別に命をとられるようなことをしているわけじゃないでしょ。発想を変えればいいんですよ。わからないっていうこととか、失敗は学びの前段階なんだと……。その経験が自分の進化のきっかけになるんですから。

 いくつになったって、わからないことはわからない。失敗だってしますよ、誰だって。でも、それは当たり前でしょ。恥ずかしいことでもないし、それは経験とか年齢も関係ない。わからなければ、教えてもらえばいいし、失敗したら“ごめんなさい”っていえばいい。たとえば、仕事で自分がNGを出したら、私は即座に“ごめんなさい、もう一度お願いします”ってやり直しをさせてもらいます。

 相手が若い人だろうと関係ない。年齢を重ねると、“わからない”“教えてください”“ごめんなさい”が素直にいえなくなる人もいるけれど、私は抵抗なくそれがいえる。だから、スマホだって、わからないことがあればなんだって聞ける。時代はどんどん進んで、新しいことを覚えなきゃならないわけだし、教えてもらって覚えれば便利なことがたくさんある。“聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥”なんていうけれど、知らないことを知っている人に聞くことは恥でもなんでもない」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る