(15)「志半ば」でいい! 意欲は“一生もの”にしておかなくちゃ

公開日: 更新日:

 そう語ったあと、中尾さんはあるエピソードを紹介してくれた。

「ちょっと前に『徹子の部屋』に出演させていただいたんです。そのとき、私が『死ぬまで働かなくちゃ』っていったら、徹子さんもうなずきながら『私もそう思うわ』って……。いくつになっても前向きな姿勢を失わなければ、いつまでも楽しいことに出合えるんですよ。私はそう思っていますよ。だから、もし『中尾さんにとって人生で一番楽しかったのは?』って聞かれるようなことがあったら、私はこう答えたいな。『明日』って……」 (おわり)

▽中尾ミエ(なかお・みえ) 1946年、福岡県生まれ。1962年にデビュー曲「可愛いベイビー」が大ヒット。1971年リリースのシングル曲「片想い」は30万枚の売り上げを記録。その後、歌手活動以外にも、俳優として数々のドラマ、映画、舞台に出演。現在、情報番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)の金曜コメンテーターとしてレギュラー出演中。著書「76歳。今日も良日」(アスコム)がベストセラーに。

※衣装提供DUE deux

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」