著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

「まいう~」に秘めた第一人者・石塚英彦の一味違う食レポ

公開日: 更新日:

「逆に食べないことが嫌いです」
 (石塚英彦テレビ東京系「あちこちオードリー」8月30日放送)

 ◇  ◇  ◇

「まいう~」という決めゼリフを武器に「食レポの達人」として、数多くの番組で活躍するホンジャマカ・石塚英彦(61)。「食べることがお好きですもんね?」と確認され、すかさず返した一言が今週の言葉だ。

 石塚はもともと、俳優志望で20歳の時に劇団ひまわりに入団した。しかし、俳優としてなかなか芽が出ない頃に渡辺プロダクションの若手お笑いタレントグループ「BIG THURSDAY」の募集広告を見て、「なにかのお告げ」(フジテレビ系「おかべろ」2018年7月21日)だと思い、応募。1期生となった。

 このグループには中山秀征恵俊彰、作家として三谷幸喜がおり、11人体制で「ホンジャマカ」としてデビュー。やがて、恵と石塚の2人だけとなり、コンビとして活動を始めた。

 90年代前半、バカルディ(現・さまぁ~ず)との冠番組「大石恵三」(フジテレビ系)が立ち上がるなど第一線で活躍するも、90年代後半になるとコンビの仕事は減っていった。そんな時、石塚の転機になったのが、「おはよう!ナイスデイ」(フジテレビ系)の豪邸訪問コーナーだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲