著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

ダントツは小池栄子「コタツのない家」の“肝っ玉母さん” 女優が魅せる秋ドラマの○△×

公開日: 更新日:

 今期秋ドラマは女優の活躍が目覚ましい。悩みを抱えながらも懸命に生きるヒロインといった役どころが多く、そんな状況をなんとかすべく奮闘するヒロインたちの姿に、勇気と元気をもらいつつ、ドラマを楽しんでいる。

「コタツがない家」の小池栄子。「鎌倉殿の13人」で北条政子を見事に演じ切った小池が一転、今度はクセ強のホームコメディー作品に挑んでいる。小林薫吉岡秀隆といったベテランを従えての堂々のヒロインぶり。ダメ父(小林)とダメ夫(吉岡)、ダメ息子(作間龍斗)をまとめて養うパワフルな令和の肝っ玉母さんがハマっている。

 脚本の金子茂樹が作詞した主題歌「ダメ男数え唄」も必聴だ。石川さゆりが歌唱を担当。今年の「紅白」は「津軽海峡・冬景色」でも「天城越え」でもなく、この曲で挑んで欲しいと思うほど名曲だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償