X JAPANのHEATHさん死去で科学的根拠なき「ターボ癌」トレンド入り 反ワクチン陰謀論が再燃か

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 感染拡大が懸念される冬を前に、新型コロナのオミクロン株の派生型に対応したワクチンの接種が各地で始まっている。それに伴い、一旦は沈静化していた陰謀論も再び蠢き始めたようだ。

 22年にワクチン接種会場に押し入ったことで、建造物侵入罪で元幹部メンバーらが有罪判決を受けた反ワクチン団体「神真都(やまと)Q会」のような過激な動きは今のところみられないが、8日は「ターボ癌」なるワードがX(旧ツイッター)でトレンド入りした。

 7日にX JAPANのベーシストHEATH(ヒース、本名=森江博)さんが55歳で死去していたことが分かり、HEATHさんの死因と「ターボ癌」を結びつけようとする言説がネット上に拡散したことが理由のようだ。

「たしかにHEATHさんががんで亡くなったと一部で報じられましたが、死因について詳しいことは明らかにされていません。ファンのためにも、はっきりしたことが分かるまで憶測は慎むべきでしょう」(音楽関係者)

「ターボ癌」とは、新型コロナワクチン接種後の後遺症でがんの進行が加速する“症状”を指すらしいが、科学的根拠がない造語だ。昨年も、ワクチンの副作用で娘がターボ癌にかかったとしてSNSで寄付を募る投稿が批判を集めて、アカウントを削除する騒動があり、その時も「ターボ癌」がトレンド入りした。

 コロナ禍の再拡大に伴い、風評やあやふやな情報がSNSで多く飛び交いそうだが、真偽を見極めることが大切だろう。

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