原菜乃華は朝ドラヒロイン最有力? テレ朝「泥濘の食卓」の“狂気”が齊藤京子の怪演を食う

公開日: 更新日:

 ネット上でも《きょんこ、可愛い顔してヤバい人の演技うまい》《ドラマに出たいって言ってただけあって、いい演技する》など齊藤の“怪演”を褒める声も多い。

「齊藤さんの不気味さもいいのですが、深愛を慕う高校生ハルキ(櫻井海音=22)の幼なじみ・ちふゆの存在感が抜群にいいんですよね」とは、前出の山下氏。ちふゆを演じているのは原菜乃華(20)だ。

「子役出身だけあって、演技のうまさがドラマの中でもキラッと光っています。たとえば、迷惑行為を繰り返すちふゆに対して、ハルキが怒りをぶつけるシーンがあった。叱られている最中だというのに『やっぱり背高いなあ』とハルキにうっとりしてしまうちふゆ。そのセリフの言い方と表情で、ちふゆの狂気を見事に表現した。とても印象的でしたね」(前出の山下氏)

 原はまだ20歳という若さながら、これまでのドラマ、映画の出演本数は相当なもの。現在放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」ではあの千姫(徳川家康の孫)を演じることも決まっている。原にとってはこれが初大河だ。

「公開中の映画『ミステリと言う勿れ』ではヒロイン役に抜擢され、11月には初の写真集を出したばかり。そこに大河と『泥濘』で注目を浴び勢いに乗っていますから、視聴者も顔と名前が一致していくはず。子役時代から《可愛い》と評判でしたが、可愛いだけではなく演技もできる。今後の連ドラのヒロイン候補に踊り出たといえるでしょう」(スポーツ紙芸能担当記者)

 ヤバいキャラだらけの「泥濘の食卓」。18日放送の第5話では齊藤と原の直接対決シーンもあるそうで、どんな仕上がりとなるのか。見逃せない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手