中高年「AIによる経済的強奪」に要注意 香港では企業マネー37億円が一瞬で消えた
「私はコイツに10億円奪われました!」
裁判所に大きな声が響き渡った。
声の主は何とあの巨人軍の阿部慎之助前監督だ。1年ほど前、家庭に“強盗”が侵入。警察権力を背景に、合法的に資産を強奪されたのである。
もちろんこれは近未来の“フィクション”である。しかし、あながち絵空事とも言えない。
実際、長女が児童相談所に連絡する際、対話型AIの「チャットGPT」に相談。それが、この事件の恐ろしさを物語っている。
人生後半戦の資産防衛において、最大の死角は投資詐欺でも愛人でもないということ。
時代の寵児である男の名誉と金を一瞬にしてむしり取ったのは、身内のスマホに潜む、顔も持たない生成AI──通称「チャッピー」だからだ。なんとも愛らしい名前ではないか……。
シニアマネーの観点からいえば、阿部氏はこの一晩で、本来手に入るはずだった将来の巨額マネーをすべて失った。

















