山P「ブルーモーメント」&キムタク「Beleve」ともに初回好発進…テレビコラムニストはどう観た?

公開日: 更新日:

 そう語るのはテレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「あくまでも初回を見ただけでの印象ですけど」と、こう続ける。

出口夏希さん演じる鼻っ柱の強い新人に接するぶっきらぼうな態度、ちらっと見せる優しさ、お天気キャスター“ハルカン”の顔と天才の顔など、随所に“いかにも30代までの木村さんがやりそう”な主人公だな、と思いながら見てました。ストーリー展開も周辺の登場人物の配置も分かりやすくできていて、“考察好き”には物足りなかったりするかもしれませんが、“ながら見”や“倍速見”でも十分楽しめる見やすい作りになっています」

■春ドラマのトリと大トリの“豪華リレー”

 そして「ブルーモーメント」初回放送の翌日、25日には木村拓哉(51)主演「Beleve―君に架ける橋―」(テレビ朝日=木曜夜9時)がスタート。こちらも世帯視聴率11.7%の好発進。先輩の貫禄を見せつけた格好で、「2ケタ死守という至上命題をクリアしました」(ドラマ制作会社関係者)。こちらもホッとしているようだ。

「大手建設会社の部長で橋の設計をするってだけじゃなくて、武術もできるっていうところがすごいですね。ネット上であれこれツッコミを入れたがる人も多いようですが、あえてそれを狙っているんでしょう。でも、キャストも含め、開局65周年記念と銘打った力作なのは伝わりました。序盤は、誰がどんな役で登場するのかっていう楽しみもありますし。そして、水曜と木曜、山Pとキムタクのドラマが並ぶのは“豪華リレー”と受け止める人も大勢いると思いますよ」(前出の亀井徳明氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手