ウエンツ瑛士の苦言が象徴するTVの衰退 “パパ活不倫”議員辞職「大々的に報じる必要あるのかな」

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 タレントのウエンツ瑛士(38)が情報番組について物申して話題だ。「パパ活」不倫騒動で、衆院議員を辞職した宮沢博行氏(49)を特集するフジテレビ系「ワイドナショー」で、こう言ったのだ。

「今やらなきゃいけないニュースがめちゃくちゃある中、これを大々的にやってるのは、すごく気になりましたね。必要あるのかなって」

 そして「政治資金規正法の新しい自民党案が出たとか、そういうの本当にちょっとしかやらなくて、これをずっと追いかけてやってるっていうのは、報道の番組でそれは必要ないだろうと思うんですよ。何か政治が良くなっていく流れの中の一個とは思えないし、むしろ他のことを忘れさせるような流れがあるような気がして」と続けた。

 ウエンツはドイツ系アメリカ人の父と、日本人の母親を持つハーフ。東京都武蔵野市出身で、英会話がまったくできなかったが、2018年に渡英し、1年半にわたって演劇と英語を学んだ。そこで見識を備えたのか、「出る杭は打たれる日本のメディアでの勇気ある発言に拍手」と同業者からも声が上がる。

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