森本慎太郎「街並み照らすヤツら」超低空飛行だから逆に期待? 日テレ土ドラ10にTVコラムニストがエール

公開日: 更新日:

 第2話終了時点でネット上には、《キャストは芸達者をそろえているのに、話がなかなか進まないしストーリー自体が面白くない》《他のドラマと比べるとどうしても突貫工事の安っぽさが出てしまう》など、厳しい意見が目立つようだが……。

「番宣に手が回らないことも含め、数字が出ないことは織り込み済みでしょうし、そもそも視聴者にとって数字も経緯も関係ない話。何とか放送に間に合わせるために“働き方改革なんて別世界の話”ってくらいの現場の苦労を想像すると、僕は肩入れせずにはいられない」

 そう語るテレビコラムニストの亀井徳明氏は、「確かに間に合わせ感が否めない部分もあちこちで見えるかもしれませんが、それがドラマの味わいだと思えば」と、こうエールを送る。

「スタジオに作り込んだ商店街のセットの雰囲気は、1970年代のドラマを思い出します。ネット上でも話題になっていましたが『スラムダンク』でいい味を出していた田中秀幸さんのナレーションも、『ちびまる子ちゃん』風味で効いている。主人公が“保険金詐欺”に加担する話は、このご時世によく踏み込んだなという勇気も感じるし、今どきのGP帯のドラマでは見られないものができるかもって期待しちゃうんですよ。だから演者さん、スタッフさんは数字を気にせずに開き直って頑張ってほしい。その熱が伝われば、視聴者もついてくると思うんです」

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