滝沢カレン似モノマネ芸人らいるRIEさん 乳がんを初告白…GW前に手術、宣告と経緯を聞いた

公開日: 更新日:

これから左胸の再建手術を

 全摘手術は4月22日。前夜に入院しても不安でした。ペットのカエルが枕元にいると安心しますが、病室に入れられないですしね(笑)。

 手術は成功し、術後から今はやたら元気です!

 この先は左胸の再建手術が始まります。皮膚を拡張させる機械を使い、取った部分に生理食塩水を入れて膨らませていく。2カ月かけて固定してそれから半年後に再建の手術。

 胸には自分の体の脂肪を移植する選択をしました。シリコーンは寿命があるので10年とかの間隔で手術ですが、体の脂肪なら細胞組織ですから一生もの。自分の体を切るのはまた怖いけど、1度で終わらせたいから。

 あと、乳頭・乳輪の再建は皮膚移植やタトゥーを入れたりするのですが、写真を見たら本物そっくりのクオリティー! 驚きました。

 最初は乳がんを家族以外には知られたくなかったです。知られるのはつらいし、私は人を笑顔にする元気キャラな女芸人でやっていたいから、ネガティブな発信をしたくなくて。

 でも、がんの見つかり方が不思議だし、これって運命じゃないかと感じ、少しでも女性の役に立てる情報を発信したいと思いました。

 ゲンダイさんは芸人の私を初めて取材してくれたので、お話をさせてほしいと思いました。こんな私ですが、芸も頑張っていきますのでよろしくお願いします!

(聞き手=松野大介)

▽らりるりえ 1984年8月、熊本県出身。日本大学芸術学部演劇学科を卒業後、俳優活動を経てモノマネ芸人に。ユーチューブ「ブリッヒー!News Channel」に出演中(乳がんの密着動画を11日夜に配信予定)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  5. 5

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘

  1. 6

    女子プロレス転向フワちゃんいきなり正念場か…関係者が懸念するタレント時代からの“負の行状”

  2. 7

    学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

  3. 8

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  4. 9

    Perfumeのっち、大学中退話が地上波TV解禁でファン安堵…「ネタに昇華できてうれしかった」の反応も

  5. 10

    福山雅治の「不適切会合問題」で紅白に地殻変動が? “やらかし”がPerfume「トリor大トリ」誘発の可能性アリ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘