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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

NHK朝ドラ出演が途絶えた旧ジャニーズの気になる今後…目黒蓮は7月クール“フジ月9”に主演

公開日: 更新日:

 NHKは「STARTO ENTERTAINMENT」(旧ジャニーズ・以下スタート社)所属タレントの新規起用を依然として見合わせている。民放はテレビ東京だけが起用しない方針だが、他局は起用が復活している。つまり「NHKがなくとも民放がある」現状だが、NHKに出演できない影響はボクシングのボディーブローのようにジワジワと効いてくるだろう。

 NHK最大の強みは全国津々浦々、大半の番組を放送できること。田舎に住んでいてもNHKならスタート社のタレントを見ることができた。

「NHKでスタート社のタレントの出演する番組は8番組あったが、“ザ少年倶楽部”などジュニアの子が出演していた番組は、地方の子がファンクラブに入る動機になっていただけに、いずれ影響は出てくるのでは」(芸能関係者)

 タレントもさまざまな形で影響を受けている。とりわけ大きいのは朝ドラ出演が途絶えたことだ。朝ドラは毎回、芸人の出演が話題になるが、旧ジャニーズ時代からアイドルと朝ドラも密接な関係にあった。古くは「かりん」に堂本剛が出演。国分太一は「春よ、来い」、城島茂も「芋たこなんきん」に出演していた。近年もデビュー前の西畑大吾なにわ男子)が「ごちそうさん」「あさが来た」の2作に出演。男闘呼組の高橋和也以来の快挙といわれた。

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