【ネタバレあり】弁護士たちも毎朝見ている「虎に翼」はこれからが見せ場!

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 NHK連続テレビ小説「虎に翼」はまだ後半が始まったばかりというのに、早くも朝ドラ史に残る傑作との呼び声が高い。

「ヒロインの寅子(伊藤沙莉)ら登場人物がみな魅力的で、その心情や境遇をそれぞれ丁寧に描きながら、決して冗漫にならず、ストーリー展開は早い。戦争や戦後の時代背景もしっかり押さえていて、まあ見事です」(ドラマ制作会社プロデューサー)

 女性で最初の弁護士・裁判所長の物語ということもあって、法曹界でも評判がいいらしい。法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」が会員弁護士にアンケートしたら、3人に1人が「毎日見ている」「週末まとめて見ている」と答えたという。

【以下、ネタバレあり】

 弁護士たちが注目するのも当然で、寅子を取り巻く登場人物たちのモデルは、みな戦後の著名な法曹ばかりなのだ。まず生涯の宿敵、松山ケンイチの桂場等一郎は、デッチ上げ事件の判決シーン(25話)ですでにネタバラシになっているが、第5代最高裁判所長官の石田和外。団子好きの頑固者は裁判官のトップに上り詰める。

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