「虎に翼」“優三ロス”癒やせるか? 仲野太賀の新主演作は神タイミングで“ふてほどロス”にも効く

公開日: 更新日:

 伊藤沙莉(30)主演のNHK朝ドラ「虎に翼」。いきなりネタバレになるが、5月28日放送の第42話で、伊藤演じる寅子の夫である優三(仲野太賀=31)が満州で死亡していたことが発覚し、《無理、朝から号泣》《優三さん……つらすぎる》《もっと優三さんを見ていたかった》《優三ロス》なんて“惜しむ言葉”がネット上に並んだ。

 芸能ライターのエリザベス松本氏は「第40話での寅子と優三の変顔対決。変顔からの笑顔、そこから涙を必死でこらえる一瞬があり、そして旅立つと決めた、意を決した表情へと変化した。優三のこれまでの人生のすべてを現したようなあの仲野さんのほんの数秒は、今後も朝ドラ史上の名演技として語り続けられるに違いありません」と話す。

「虎に翼」での仲野の最後の芝居があまりにも素晴らしすぎただけに、《優三ロス》を引きずる人は多い。優三さんがもう見られないのは残念だが、仲野はテレビ東京系で現在放送中の深夜ドラマ「季節のない街」にも出演中だし、何より7月からは小池栄子(43)とのダブル主演の連ドラ「新宿野戦病院」がフジテレビ系の水曜夜10時枠でスタート。「不適切にもほどがある!」(TBS系)で社会現象を引き起こしたクドカンこと宮藤官九郎のオリジナル脚本で、クドカン初の医療ドラマということで早くも注目が集まっている。仲野の演技をもっと見たいと切望する人にも朗報だろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  3. 3

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  4. 4

    浜田省吾の父親が「生き地獄」の広島に向ったA.A.B.から80年

  5. 5

    山尾志桜里氏は出馬会見翌日に公認取り消し…今井絵理子、生稲晃子…“芸能界出身”女性政治家の醜聞と凄まじい嫌われぶり

  1. 6

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  2. 7

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  4. 9

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 10

    フジ親会社・金光修前社長の呆れた二枚舌…会長職辞退も「有酬アドバイザー」就任の不可解