僕が大阪の小学生を対象にしたソフトボール大会「今岡真訪杯」を立ち上げた意味
大阪の小学生は、野球よりソフトボール人口の方が多いとされる。
ソフトボールでスタートし、中学で硬式野球を始める子供も少なくない。
野球界へ何か恩返しをしたいと思っていた矢先、ソフトボール協会の方に声をかけてもらい、今年から大阪の小学生のソフトボールチームを対象とした「今岡真訪杯」を立ち上げた。予選は9~11月、決勝トーナメントは12月を予定している。
小学生でソフトボールから始めるメリットは、いくつかある。
まず、野球より大きなボールを打つこと。強く押し込んで打つ必要があり、パンチ力が身につく。中学生になったら、少年野球出身の選手より大きな打球を打てる可能性がある。
マウンドからホームの距離は少年野球が16メートル、ソフトボールが10.67メートル。投手との距離が近いため、体感はソフトボールの方が速く感じる。当然、打者は速球に強くなる。
塁間は23メートルと16.76メートル。守備面でも一塁まで近いことで、内野手には捕球してからのスピードが求められる。球の握り替えが上手になるのだ。