「永野&くるまのひっかかりニーチェ」独自の着眼点と高い熱量で視聴者を魅了する理由

公開日: 更新日:

永野&くるまのひっかかりニーチェ」(テレビ朝日系)のレギュラー放送がスタートした。今年7月に放送された「永野&くるま クレバーなクレーマー」と同じく、永野と令和ロマン・高比良くるまが再びSNSを賑わしそうだ。

 初回(10月2日)の放送では、冒頭から永野が「(番組スタッフを)俺が食わさなきゃ」と意気込み、学生バンドから始まったサザンオールスターズが大手芸能事務所「アミューズ」を背負う存在となったことを例に、番組がゴールデンへと昇格する未来が「見えちゃってる」と豪語。伝説のトーク番組「松本紳助」(日本テレビ系)を引き合いに出した時点で、ようやくくるまから「(あの番組に比べると)さすがにスケール小さい」とツッコミが入った。

 続く視聴者のひっかかりテーマのコーナーで、今度はくるまの分析力がスタジオを“制圧”する。「最近、陰キャの地位が高すぎる」という投稿に対して「YouTuberは暗い」と口火を切り、新潟のHIKAKINら雪国の出身者は一人遊びが得意で、それがYouTubeとマッチしたと力説。また、九州出身の永野ら“南お笑い”はベースが「宴会のお笑い」でボケが独立しており、会話メインで笑わせる関西文化とは異なるとの持論を展開した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」