中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

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「中居くんは守秘義務で何も言えないから」「相手は言ったもん勝ち」――。

 いまだに目の覚めないファンがいる。元SMAP中居正広氏(52)と元フジテレビ女性アナウンサーのトラブルについて、3月31日に第三者委員会が調査報告書を公表。女性は中居氏から「業務の延長線上で性暴力を受けた」と認定された。

 しかし、SNS上では中居氏擁護を繰り返すファンが今も存在する。

「近年、アイドルなどを応援する『推し活』は良い意味で取り上げられますが、弊害にも目を向けるべきです。彼女たちはずっと中居氏が好きで、中居氏が全てだった。ある意味、裏切られたファンも被害者です。怒りは本来、中居氏に向けられるべきで、女性にぶつけるものではない。しかし、中居氏の擁護に走ってしまう人がいる。中居氏を否定すると、『推し活』を続けてきた自分の人生の否定にもつながってしまうからです。そのため、無理やりな論法を持ち出して肯定する。中居氏は『守秘義務で何も言えない』のではなく、『自分に都合が悪くなるから守秘義務を解除しない』だけでしょう」(ベテラン芸能記者、以下同)

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