著者のコラム一覧
増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(10) 動物王国での“足”は馬…「ハーレーより面白くなっちゃった」

公開日: 更新日:

 小説、ノンフィクションの両ジャンルで活躍する作家・増田俊也氏による新連載がスタートしました。各界レジェンドの一代記をディープなロングインタビューによって届ける口述クロニクル。第1弾は写真家の加納典明氏です。

  ◇  ◇  ◇

加納「トヨタのランドクルーザー。それを北海道用に買って。屋根付きの全天候型の四駆。向こう行ったら結構いろんな道も走れたし、想像どおりのいい車だった」

増田「ランクルは新車で購入されたんですか?」

加納「もちろん」

増田「北海道行くからって、ハーレー2台と新車のランクルを持っていくっていうのは相当にお金あったんですね、やっぱり。普通はなかなか趣味でランクルを新車でポンと買ってしまうってのは」

加納「そのぐらいは普通に稼いでたからね」

増田「そうですよね。年収何億円ですよね。向こうでハーレーを運転してどうでした。広いし車がほとんど走ってないから気持ちよかったでしょう」

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