TOKIO国分太一もTKO木下隆行も「いい人なんだがなあ…」
昔の感覚を時代に合わせて変えていくことのできなかった人なのだろう
国分としては一緒にされたくないと思うが、僕がこの騒動で思い出したのは、TKOの木下隆行(53)だった。若手お笑いコンビに中身の入ったペットボトルを投げつけたりしたパワハラで仕事がなくなったが、その際も僕は木下について「いい人なんだがなぁ……」と思っていた。
初めてバラエティー番組で共演した際に彼の控室へ挨拶に行ったところ、メーク途中にもかかわらず手を止め、飛ぶようにドアのところまで来て、「こちらが行かなきゃいけないのに」と頭を下げたのだ。
あくまで私の印象にしか過ぎないが、外の人間に対してはきちんとしているし、年齢や立場を考えて対応するのは一般人でも同じこと。一方、後輩やレギュラー番組の若いスタッフに対して厳しく指導することは、ぞんざいな態度にも見える。いずれにせよ、昔の感覚を時代に合わせて変えていくことのできなかった人なのだろう。本当はこうなる前に「時代が変わった」と教えてくれる人がいなかったのが残念だ。