山下達郎フジロック初出演、妻・竹内まりやもサプライズ登場 “カリスマ”ぶりは健在だった

公開日: 更新日:

 近年、音響編集技術が向上しすぎた結果、ライブが劣るアーティストも増えているが、達郎の生歌はレコード発売当時と変わらず、むしろそれ以上。年齢を感じさせるどころか、キャリアが培ったパワフルで研ぎ澄まされたギターカッティングで聴衆を魅了。会場のGREEN STAGEは超満員、通路はほぼ通行止め状態になっていた。

「呼んでいただいて本当にありがとう。その上こんなに集まっていただいて、重ねて重ねてありがとうございます。私はおかげさまで今年デビュー50周年を迎えることができました」「50年もやっていると、こういうところで何をやるか迷って迷って」と語った達郎。ミスタードーナツのCMでおなじみの「ドーナツ・ソング」など、ステージに立つ達郎は気さくなアーティストといった印象で、会場は達郎ミュージックにのみ込まれた。

 妻でもある竹内まりや(70)へのプロデュース曲「プラスティック・ラヴ」を演奏すると、途中竹内がサプライズ登場し、後半は竹内が歌唱。歌い終えると颯爽と走り、次はコーラスに加わるという演出。大型ビジョンには達郎の演奏の後ろに竹内がコーラスに立つ姿が映し出され「RIDE ON TIME」「アトムの子」など誰もが知る名曲が続き、最後は1人ハンドマイクで「さよなら夏の日」を歌い上げ、計10曲を披露した。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー