著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

鈴木亮平が「国宝」吉沢亮に闘志ムキ出し 舞台共演から9年で形勢逆転した俳優2人の現在地

公開日: 更新日:

 鈴木亮平(42)の主演映画「劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション」(東宝)が8月1日から公開される。2023年4月に公開された前作は、観客動員数340万人超、興行収入成績は約45.3億円を記録。それを超える意気込みの東宝と鈴木は、精力的にプロモーションを展開している。

 特にいつも以上に前のめりな鈴木の様子に、演劇関係者は「今年6月に公開された、吉沢亮(31)主演の『国宝』(東宝)の大成功が刺激になっているのだろう」と口にする。「国宝」は公開から46日間で、観客動員数約486万人、興収68.5億円を突破。早くも今年の邦画ナンバーワンだと話題を集めていることに、鈴木が触発されているというのだ。

「実はこの2人、16年3月に、宮本亜門演出の舞台『ライ王のテラス』で共演しているんです。三島由紀夫の最後の戯曲であるこの舞台で、カンボジアの国王を演じたのが鈴木、石工から若棟梁になる役が吉沢でした。肉体改造を経て仁王立ちする鈴木の姿は圧巻で、当時の吉沢は、宮本演出の舞台出演に、生まれたての子鹿のような緊張感でいっぱいだったといわれていました。2パターン作られた公演ポスターのセンターは鈴木で、吉沢が写っていたのは1パターンだけ。そんな過去から9年が経ち、吉沢を追いかけるような立場になってしまった鈴木の心境は非常に微妙だと思います」(前出の演劇関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  2. 2

    「備蓄米ブーム」が完全終了…“進次郎効果”も消滅で、店頭では大量の在庫のお寒い現状

  3. 3

    小芝風花&森川葵はナゼ外れた? 来秋朝ドラ「ばけばけ」ヒロインを髙石あかりが射止めた舞台裏

  4. 4

    オレが立浪和義にコンプレックスを抱いた深層…現役時代は一度も食事したことがなかった

  5. 5

    参政党のあきれるデタラメのゴマカシ連発…本名公表のさや氏も改憲草案ではアウトだった

  1. 6

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  2. 7

    さや氏の過去と素顔が次々と…音楽家の夫、同志の女優、参政党シンボルの“裏の顔”

  3. 8

    参政党さや氏にドロドロ略奪婚報道の洗礼…同じく芸能界出身の三原じゅん子議員と“お騒がせ”な共通点が

  4. 9

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  5. 10

    自民党を待ち受ける大混乱…石破首相は“針のムシロ”のはずが、SNSでは〈#やめるな〉が急拡大