渋野日向子ミス連発の自滅ゴルフでギリギリ予選通過…「すごくショック。修正できなかった」

公開日: 更新日:

【ISPSハンダ・スコットランド女子オープン】第2日

 前日とは打って変わり、鉛色の空と午前中から冷たい海風が吹く中でも、スコアを伸ばす選手が続出した。前日、4試合ぶり(ダブルス戦除く)の60台をマークし、3アンダー17位の好発進を決めた渋野日向子(26)も、2番パー4で1.5メートルのバーディーパットを沈めて通算4アンダーとするなど、上位進出が大いに期待された。

 ところが、だ。4番パー3の第1打をグリーン右へ大きく外し、ボールは柵の中の深いラフへ。暫定球をピン手前18メートルに乗せ、1打目のボールの前で競技委員を呼ぶと裁定はOB。3オン3パットのトリプルボギーで一気に1アンダーまでスコアを落としてしまった。

 続く5番パー5で10メートルのロングパットを決めて2アンダーに戻すも、8番パー4は第2打をグリーン左下へ外し、寄らず入らずのボギー。「さあ、これから」と勢いづく流れに自らブレーキをかけるミスが目立った。

 バック9に入っても、第1打がコントロールできず、スコアを2打落とし76。通算1オーバー59位でギリギリ予選は通過したものの、直近は4試合連続予選落ちするなど、今季も苦戦しているのは、プロが「それだけは避けたい」というダブルボギー以上が多いからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった