著者のコラム一覧
鎮目博道テレビプロデューサー、コラムニスト、顔ハメ旅人

テレビプロデューサー、コラムニスト、顔ハメ旅人。テレビ朝日で社会部記者を経て、報道・情報系を中心に番組ディレクター、プロデューサーを務め、ABEMAの立ち上げに参画。2019年8月に独立。近著に『アクセス、登録が劇的に増える!「動画制作」プロの仕掛け52』(日本実業出版社)、『腐ったテレビに誰がした? 「中の人」による検証と考察』(光文社)、メディアリテラシーについての絵本『それウソかもよ? うちゅうじんがやってき た!のまき

カムチャツカの地震で「津波警報」…災害報道の切り替え、各局どんな基準で編成していますか?

公開日: 更新日:

 いやー、驚きましたよね。遠く離れたカムチャツカの地震の影響で、7月30日は日本列島のあちこちに津波警報が出ましたね。各局の報道関係者は緊急対応さぞ大変だったでしょう。まだ十分に警戒が必要だということで、大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

 天災はいつ発生するか分かりませんので、いつでも素早く対応できるように、各局ともに初動の対応には基準が定められていて、ほぼ機械的に対応することになります。「震度いくつ以上なら速報テロップを出す」とか「ニューススタジオを開いてアナウンサーが緊急情報を読み上げる」とか。

 ちなみに真夜中とかで、もし誰もアナウンサーがいなかったり、すぐにニューススタジオに来られない状況でも必ず対応できるように、訓練もかなり高頻度に行われていて、報道局員は誰でもアナウンサーに代わって画面に出て緊急情報をアナウンスできるんです。一応ね。私も何回も「ここで地震の情報をお伝えします。各地の震度です」みたいなことを読み上げましたよ。訓練で。

 気象庁から送られてくる緊急情報はすべて自動的に情報画面として生成されて、いつでも放送できるようになっていますし、地震や津波の時の定型原稿はいつもニューススタジオに必ず置いてありますので、情報画面を流して、それを読み上げつつ定型原稿も読めば、とりあえず第一報は数名いれば放送できるようになってます。まあ、緊急対応のため東京キー局ではアナウンサーは基本的に24時間誰かは必ずいるようになってるんですけど。

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