タレントが政治家に噛みつくスタイルが定番に…「選挙特番」のあり方をどう考えますか?
気になりますよね…今回の参議院議員選挙の結果。じつは、今回各局が放送する「選挙特番」も結構気になる状況です。「ある見方」をすると、かなり面白いと思いますよ。そのことは、後半に書こうと思いますが、まず、今回かなりテレビの選挙報道が変わってきているという話からしますね。
ここのところ、いくつかの局の報道関係者と話をしたら、結構「今回かなり覚悟を決めました」というような声が聞かれました。兵庫県知事選挙など、ここのところ何回かの選挙で、SNSやネットの選挙に対する影響がいかに大きいかが分かると同時に、テレビの選挙報道が相当バッシングされましたよね。
「選挙期間になると、パタっと選挙のニュースをやらなくなる」とか、「泡沫扱いして、新しい政党のことをまともに取り上げない」とか、「忖度して、取り上げ方が偏っている」とか……結構ごもっともな批判の集中砲火を受けて、「このままじゃテレビニュースに対する不信感が頂点に達してしまい、テレビの選挙報道の存在感が限りなく低下してしまう」という危機感がさすがにテレビ関係者の間でも広がっているわけです。