渡辺翔太「事故物件ゾク」が大苦戦…Snow Manシングル史上初の快挙も“団体芸”からの脱皮に課題
Snow Мanの1年ぶりとなるシングル「SERIOUS」が、初週売り上げ約88.3万枚で“オリコン週間シングルランキング”初登場1位を獲得した。シングルの初週売り上げで80万枚を超えるのは6作連続、通算で9作目は、男性アーティストでは史上初の快挙だ。
しかし残念なのは、この曲が主題歌となっている、メンバーの渡辺翔太(32)が主演を務める「事故物件ゾク 恐い間取り」(松竹)が7月25日に公開されたものの、上演館に閑古鳥が鳴いていることだ。筆者も平日昼間、劇場に足を運んでみたのだが、目撃したのは3分の1も埋まっていない客席だった。
観賞後の観客に話を聞いてみると、「あれはホラーじゃないね」「見どころはしょっぴー(渡辺の愛称)の裸だけ…」という辛辣な声が聞かれた。
映画「おそ松さん」などで“Snow Мanの渡辺”としての出演はあるものの、渡辺にとってピンではこれが映画初主演。だが、夏休み中の公開を迎えること、そして極めて興行リスクの少ないホラー作品であることから、公開前の芸能記者たちの間では「スマッシュヒットは間違いなさそうだ」と密かに囁かれていた。