遠藤航は「インプット・アウトプットの能力はNo.1」 湘南時代の恩師が強みを語る
MF遠藤航(英プレミア1部リバプール/33歳)
北中米W杯のメンバーが今月15日に発表されるが、ケガ人の動向が注目されている。その筆頭が主将の遠藤だ。湘南U-18時代の2010年にプロデビューさせた反町氏(現清水GM、JFA前技術委員長)が教え子の復活に期待を寄せた。
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──高3だった2010年9月の川崎戦でJリーグデビューを果たした。
「ユース所属の17歳の航は背筋がピンと立って落ち着いてプレーできる選手だった。先発起用した川崎戦は前半で3失点してしまい、航も特にスピード面で通用しなかったのでベンチに下げた。本人もプロの厳しさを痛感したはず。でも真面目で努力家で前向きなところを評価していました。湘南でボランチ、浦和で右DF、ハリルホジッチ監督率いる日本代表では4バックの右SB、ドイツではインサイドハーフと多彩な役割をこなした。それだけ賢さと適応力が非凡だったと思います」
──12年には19歳で湘南主将の大役を務めた。
「湘南U-18で指導していた曺貴裁監督(現京都監督)が託したのでしょうが、航は常に堂々としているし、ブレることがない。当時から自分の意見をしっかりと言えるし、責任感も強かった。今まで見た選手の中で<外部情報をスムーズにインプット><自分なりに解釈してアウトプット>する能力はナンバーワン。プレー面でも本当にスーパーな選手だと感心させられます」
──20代後半から爆発的な進化を遂げた。
「23歳で浦和、25歳でベルギー、ドイツが27歳の手前、そしてリバプール移籍が30歳。複数のポジションを高いレベルでこなせたこともひとつのポイントですが、やはりサッカーIQが抜群に高いことが大きかった」
──英プレミアの強豪リバプールでプレーすると思いましたか?
「いや、そこまで行くとは正直、思わなかったですね。でも、いろいろな巡り合わせと本人の努力があって今の航があると思います」


















