「時代に挑んだ男」加納典明(37)今ふと思った。乗馬中の大ケガで帰京したのは、馬たちがわざと…
増田「そしたら畑さんが家を建てて待ってたと(笑)。僕はこのエピソードが大好きでして。畑さんと典明さん、両方の性格というか在り方というか、それがよくわかります」
加納「いやいや。さすがに家が建っていたのは俺でも驚いたよ(笑)。豪快なのは畑さんで、俺は普通だって」
増田「家族連れて移住しちゃうのだって滅茶苦茶ですよ(笑)。普通じゃない。豪快な2人の豪快なエピソードです」
加納「ハッハハハハ」
増田「でも、この移住は東京での忙しい生活に疲れ果てていた典明さんには、まさに渡りに船でもありました」
加納「うん。もう疲れきっていてね。ちょうどそのときに声をかけてもらえた。畑さんのことだから俺の精神状態が見えていたのかもしれない」
増田「そういうこともありえますね」
加納「自分で考えていた以上に疲れきっていた。あまりに忙しくて座禅のように集中して自分を鑑みる時間がなくなっていたんだ。そうすると俺は磨り減っていくんだ」